石見ライド1日目

5月13日(土)
 石見ライド1日目。朝からあいにくの雨。一日中雨の中を走る。予想以上にすさまじいコース。ヒルクライムのところだけでなく、前半もずっと上りというコース。自然を満喫なんて、とんでもない。アップダウンではなく、行けども行けどもアップアップだった。なんとか、完走を目指すだけが精一杯のコース。しかも、雨の中ということもあるが、この日だけで、6回もパンクをするなど、私にとって、今までで一番過酷なレースとなった。スペアチューブを3つ(一つは空気が抜けて使えなかった)持っていっていたのだが、それ以上のパンクとなるともう、お手上げ状態。一度はエイドステーションでパンク修理までした。その後も再びパンク。雨の中でのパンク修理はゴムがきちんとつかないので断念。制限時間に間に合いそうにないということもあり、こうした大会で、初めてリタイヤを決心。携帯で本部に連絡を取ろうとしたところ。山の中だったため、圏外で通信不可能・・・・・。泣きそうになるとは、こういうことなのだ。仕方がなく、ポンプで空気をついで抜けるまで走る。抜けたら、また空気をついで、抜けるまで走るという連続。そうこうしてあえいでいると、サポートカーが通った。そこで、パンクのことを言うと、ホイールごと貸してくれ、なんとか、完走を目指してくださいと、励まされた。そのホイールで進んでいる間にパンクの修理をしてくれるということだった。少し行くと、パンク修理が終わったので、ホイールをチェンジ。すると、少し行くとまた、パンク。最後は、チューブラーを貸してくれ、それで、なんとか完走を果たした。今思い返しただけでも、本当によくやったなあ〜と思う。リタイヤを決めたとき、圏外だったのも、神様の「なんとか完走をめざしなさい」というお告げだったのかもしれない。160キロというのはこの前のツール・ド・国東と同じなのだが、コースは石見ライドの方が何倍も過酷だった。終わったときには膝に激痛が走るし、お尻は痛い。おまけに腕まで。しかも、この石見ライドは明日も140キロある。本当にできるのか?くわしくはこちら

My tracks 2006