石見ライド2日目

5月14日(日)
 石見ライド2日目。今日は、曇りで、まずまずのコンディション。昨日いためた足は相変わらず今朝も痛かった。無理をせずに走ろうとは思ったものの、いったんスタートすると、やはり本気モードに突入する。それでも平坦地はいいのだが、やはり2日目もまっていた、アップアップのコース。こうなると、膝が痛くて踏ん張れない。回転だけで進む。のろり、のろりだ。そうしている間にどんどん後ろから追い抜かれていく。昨日はパンクで泣き、今日は膝の激痛で泣くというなんとも、2日間とも過酷だ。
 途中それでも調子が出てきて、痛くてもそれなりに踏ん張れる感じになってきたのだが、なんと、なんと、プシューという音。再びパンクである。昨日ゴールしてからプロのメカニックの方に見てもらったところ、タイヤに石がささっていたということだった。しかも、この石、普段はタイヤの中に埋まっているように刺さっていたそうで、何かの拍子でチューブ側に出てパンクをさせるというやっかいな刺さり方だったそうだ。どうりで、パンク修理のときに、手でさわって異物がないかを確認していたにもかかわらずパンク、パンクのオンパレードになったというわけだ。
 今日は、その石も無いはずなのに、なんと、いきなりパンクである。まだ、始まって1時間ぐらいだったので、この先どうなるのか?と不安でいっぱいになる。パンクの修理をしているとどんどん追い抜かされていく。今日も、順位というよりも完走が目標だ。
 その後も、昨夜直したチューブの糊のつきが悪かったらしく、徐々に空気が抜けるというパターンのパンクが1回。新しいチューブをサポートから2つ購入して、やり代えたのだが、タイヤの横の小さな穴から脱腸のように出てきてパンク。スペアのチューブを付け替えたつもりが、実は空気が漏れていたチューブだったので、そこで、再び修理をするというのが1回。合計4回のパンク修理をしたのだ。2日間で10回のパンクは記録ものかも。
 原因は、昨日の1回目のパンクにある。道が相当悪く、がたがたしていたのだが、その時パンクをした。しかし、そのパンクに気がつかず、道のがたがたと思い込み、相当進んだのだ。これで、タイヤがぼろぼろになったり、石が刺さったり小さな穴があいたりしたというわけである。
 膝が痛かったので、踏ん張れなかったが、サドルの高さを5ミリぐらい上げると、随分楽になった。体に合わせるということがいかに大切なことか今回すごく感じた。また、昨日は足の筋肉がつりそうだったので、できなかったが、今日は立ちこぎができた。いや、こうすることで、膝の負担を減らせることもできたので、後半は立ちこぎを多様。パンクで遅れをとった分、必死になって、ラストスパートをかけた。最後のパンクの間に抜かされた人を再び抜き返して後はゴールするだけ!と思っていたら、いつまでたってもアクアスにつかない。それどころか、9号線に出てしまった。なんと、最後の最後で道を間違えたのだ・・・・。2日目もこんな試練が待っていようとは・・・・そこから、仕方がないので、9号線を通って、アクアスへ向かった。15キロぐらいは大回りになったように思う。それでも、なんとか完走ができたので、ほっと一安心。人間修行のための2日間だったようだ。詳しくはこちら


知り合いのHさんも私よりも随分速く完走。ゴールで記念撮影。今度一緒に練習しようと約束した。

My tracks 2006