臨床教育相談論2日目

7月26日(火)
 天気が心配されたが、朝起きたら雨は降っていなかった。自転車通勤ができる。ということで、フレッタTに乗って島大へ。
 今日も、楽しく講座を受ける。H先生の講義の特徴は、心理学の概念を説明するときに、さまざまな例を持ってきて面白く話しをしてくださるところだ。その例の中によく出てきたのは宮崎駿のアニメのトトロだったり、千と千尋の神隠しであったり、ご自分の娘さんの話だったり、夫婦間のことだったりと、納得がいくものが多いし、面白かった。
 特に今日の内容で納得がいったものの中の一つ
 子ども理解のための臨床的なアプローチとして「よくわからないこと、意味のないこと」の肯定の中で出てきた話で、子ども(人間)は多層性を持っていて、その中の一つがたまたま表に現れている(顕型)。その表に表れたところだけを見て、声をかけるのではなく、多層性の中のどの部分に目をむけるかというのが大事である。という話。この話を聞いて、斎藤喜博が何かの本に『子どもが見える』ということを書いていたが、このことと通じるのだと思った。表面的なものだけでなく、その子の奥にあるものを見ることが大切なのだ。
 16時30分ごろに終了したが、レポートの提出の課題が出された。また今度・・・となると、嘘になり、締め切りぎりぎりになるのが関の山なので、その足で、島大の図書館に行って(平日は午後9時30分まで空いている)その中にある学習室でレポートを書き上げた。これで、安心。

My tracks 2005