最近の韓国のメディアについて

6月3日(金)
 私はY小時代、総合的な学習で国際理解として「韓国」について調べたこともあり韓国について親しみを感じている。"韓流"についても快く思っている一人でもある。また、義父さんも韓国縦断徒歩の旅を行っており、現地の人々との交流などを聞いても好感をもてる国の一つでもある。
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 しかし、しかしである。ここ数ヶ月のごたごたを見るにつけ、とても残念に思うことがある。私が感じていた韓国へ対する思いというのは、実は片思いで、韓国にとって日本は憎しみの対象でしかないのか?と思いたくなるようなことがあまりに多く韓国への思いが遠のいていくのを感じている。その主な原因は韓国の政府、メディアのでたらめさをインターネットというメディアのお陰でリアルタイムに知ることができる環境になったからである。
 特にその思いを強くしたのは、先日の韓国漁船をめぐる日本の海上保安庁と韓国の海洋警察とのやり取りをめぐる対応である。
 韓国漁船が日本の排他的経済水域(EEZ)内で海上保安部の検査を拒否して逃走した事件であるが、停船するように要求したのに、ジグザグ走行をして逃げ、その後、停船した後も保安官が海に落ちたのを見て再び逃げるという行動、これ自体が大問題なのに、その後、日本側が韓国の海洋警察に協力を要請しても、逆に立ち入り検査を阻止したり、船長の身柄、漁船の引き渡しを拒否したりと、国家をあげて海上保安庁の妨害をしているとしか思えない反応。つい先日まで、韓国のEFZ内に入った中国漁船を拿捕して、1200万円の賠償金を要求し、海上の警備を厳しくしなくては!と叫んでいた(中央日報)同じ国が行ったとは思えないような行動に驚いた。自分の国がやられるのは厳しく取り締まるが、自分の国がやるのはいいという発想に驚くばかりだ。
 国際法を無視してでも自分の違法行為を守ろうとしている今回の事件についてはほとほとあきれてしまった。
 いいかげんにしてよ〜、と思っていると、日本側が妥協して韓国側の調査にまかせてしまった。まさか、とは思ったが、その後すぐに、韓国は違法操業はなかったという発表をし、そればかりか、船長、に暴行をしたとか、10分間無抵抗なのに暴行したなどと報道し、(10数名いる韓国漁船員の中、日本の保安官は2名だけで、どうやったらそういう状態になるか考えられない、この漁船は過去20回の違法操業の前科があるそうだ)逆に賠償請求をするという信じられない対応に唖然とするばかりだった。また、こうした調査拒否、保安官を乗せたままの逃亡などの犯罪を犯した犯罪者をかくまった海洋警察30名が警察庁から表彰されるそうだ。
 さすがに今回の韓国のメディア反応には日本のメディアからも疑問が投げかけられていた。
 きっと、一般の方々はいい人も多いとは思うし、いや、きっとほとんどの人がいいはずなのだが、親日を語ったら犯罪者扱いをうける国家の雰囲気によって、公には日本たたきしかできない韓国という国、気の毒に感じてきた今日このごろである。
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