ゆきの日のゆうびんやさん

2月8日
 国語で「ゆきの日のゆうびんやさん」(こいでたん作東京書籍1年下)という教材を勉強している。以前にも書いたが、この教材は子どもたちの読解力を高めるのにはとてもいい教材だと思う。ちょっと読んだだけでは気づかないようなことが、いろいろなところにちりばめられてある。
 よく読まないとわからないような発問の例として、
(ゆうびんうけの中に、やっとのことで、はがきとこづつみを入れました。)ってあるけど、普通に入れればいいのに、なぜ、やっとのことなんだろうか?」
「風でひっくりかえったとき、に見えていたりんごの数はいくつ?」
「りんごをたくさんなくして、とどけたのに、なぜキツネのおばあさんは、りっぱなゆうびんやさんと言ったのか?」
「お礼の手紙はだれに出したのか?」
 など、(教材文は著作権の関係でここには示すことができないと思うので、興味がある方は東京書籍の1年の下の教科書をごらんになってください)
「今日は、最後の発問、だれにお礼の手紙を書いたのか?」ということを検討した。子どもたちは一生懸命教材文を読んで発言もいっぱいした。チャイムが鳴ってもまだ、やりたがっていた。解決したときの子どもの表情は、運動をした後のように満足げだった。私も授業をしながらとても面白かった。 

My tracks 2005