続・かまくらづくり
2月4日(金)
かまくら作り。未完成のまま終わるのもいやだというので、今日は図工として取り組んだ。最初のころに比べて雪が少なくなり、遠くから運んでこなければならない。ネコ車に雪を乗せかまくらまで持ってきたり、持ってきた雪を平らにしたり、待ちきれず穴を掘り始めたりと、それぞれの仕事を分担したり、交代したりしながら子どもたちは上手に作業をした。技能主員のMさんも手伝ってくださった。また、かまくらのうわさを聞きつけ、写真を撮りにこられた、地域振興センターのTさんも成り行き上、この作業に加わってくださり、本格的なかまくらづくりに突入した。
私の思い出に、高校生のときに、寮生活を送ったが、そのときに大雪が降ったことがある。何を思ったか、寮の庭に高校生の大の男が5人で一生懸命5時間ぐらいかけてかまくらを作ったことがある。女子や、参加しなかった他の友達から変人を見るような目で見られても、夢中になってかまくらを作った。高校生の我々が中に立つことができるぐらいの大きなかまくらだった。そのときものすごく楽しかったことが今回のかまくらづくりのきっかけで、子どもたちにもあの楽しさを味わわせてやりたいと思ったのだ。そういうわけで、どうしてもビッグなかまくらが作りたくて、土台を広げるところからスタートして結構大きくなった。
とりあえず午前中までの作業で記念撮影。午後からは出張だったため、子どもたちと、他の先生に続きをお願いして出張に出た。後で話しを聞いてみると、なんと、昼から、地域振興センターのTさんが校庭の雪が少なくなったということで、軽トラックで山から雪を持ってきてくださったということだった、しかも2回も。これだけの雪が追加されたということで、午後は全校活動のようになり、教員や子どもたち全員で作業をしたそうである。そして、ついに完成。なんと、全校児童18名がかまくらの中に入ることができる大きなものになったということだった。すごい。私は、まだ見ていないが、きっとイメージに近いかまくらになったのだろう。全員で協力してものすごいものを作り上げたこの経験は子どもにとってとても貴重なものになると思う。私も童心にもどり、本気で楽しんだ。
とりあえず、午前中の作業終了時に記念撮影!午後も続いた・・・