「子どもフォーラム綺羅星7」開催

10月29日(土)
 「子どもフォーラム綺羅星7」開催。
 ネイチャーキッズ寺子屋の取り組みの発表をした。発表をするために昨夜体操教室が終わってからいろいろと原稿をまとめたりしたのだが、振り返ると本当にたくさんの活動をしてきたということを改めて確認できた。
 さて、発表自体はまずまずって感じかな。原稿を作っていったのだが、ところどころ見ただけで、あとは写真などを見ながら話した。なぜだかぴったり予定時間に終了した。ついしゃべりすぎて長くなるのであるが、今回は不思議とぴったりだった。私の分科会のその他の方も全員ぴったりに終了。さすが!って感じだった。
 内容もすごかった。浜田から来られたNさんの発表29泊30日サマー合宿の取り組みが特に印象に残った。今までの私たちの発想の更に上を行く子どもに全てまかすというキャンプ。グループになり生活するわけであるが、食材で何を買うかも自由、その食材から何を作るのかもグループのみんなで考えるというもの。食材がうまく使えず失敗しても、その失敗は失敗という体験になる。寝るのも自由、起きるのも自由。ただし、朝ご飯が食べたかったら9時までに自分たちで起きて作らないといけない。もちろん風呂も五右衛門風呂で入ろうと思えば、火をおこして風呂を入れるというのも自分たちの判断で、と本当に徹底した取り組み。1泊ではイベントになり、2泊のキャンプはまだがまんできる。3泊、4泊となると、我慢できずに本当の自分が出てくる、中には泣き出す子も、というようなことも話された。29泊30日合宿を全部やり遂げた年長さんのもいたという。もちろん保護者は参加させず、子どもだけということだった。本当にすごい取り組みだ。
 その後体験コーナー。私の担当の野外ケーキ作りもみなさん大喜びでやってくれた。出来上がっておいしそうに食べる姿を見て、やってよかったな〜と思った。
 夜は、地元の神楽を見ながら交流会。猟友会の方がしし鍋と鮎、食生活改善委員さん方が煮しめ、有限会社真砂さんが、豆腐やすしを提供してくださった。漁協からは日本海でとれた魚のさしみなど、すごいご馳走。
 日本各地(遠くは岩手からの参加者もありびっくり)から大勢の方が真砂に集まってこうして、自分たちの取り組みを発表したり、体験したり、交流したりととてもすばらしい会だった。
 そうとう気がはってエネルギーを使ったからだろうと思うが、家に帰ったらものすごい睡魔がやってきた。明日はこのイベントの2日目。そして、真砂の未来を作る会のパズル寿司のイベントに真砂小の児童と一緒に参加する。

My tracks 2005