2月

ジェンダーフリーについての研修会

2月23日(月)
 公民館主催のジェンダーフリーについての研修会が真砂小学校を会場に、2,3学級、職員、地域の方を対象に行われた。さすがに公民館の主催だけあって、思った以上に地域の方が参加されていた。小学校を会場にして、小学校の子どもたちと職員と地域の方が合同で行うというのも面白い試みだと思った。
 まず、4時間目に小学生向けに講師の方が絵本を読んだり、紙芝居をしたりしながらわかりやすくジェンダーフリーについてお話をされた。その後、地域の方は給食の試食会をされ、昼休みの時間に再びジェンダーフリーについて今度は大人向けのお話があった。
 この問題はとても微妙で難しいなあと感じた。男はこうあるべき、とか女はこうあるべきというのや、男の職業とか女の職業とかを決め付けてしまうなど、確かに変だなあという気がする。しかし、一方では文化として女性の文化、男性の文化(服装など)というのも確かにあるので、そういった面は大切にしていきたいとも思う。文化ととらえるか、ジェンダーととらえるか、迷ってしまいそうである。卒業写真を撮るときなども、男子は足を少し開いて手はこぶし、女子は足を閉じて手は開いてなどとこの前も言ったばかり。足を閉じたいと思う男子もいれば、足を開きたいと思う女子もいるのかもしれない。(いないか?・・・そう思うのもジェンダーかな・・・う〜んややこしい)
 ジェンダーフリーは、その人らしさを大事にするという意味では大いに賛成であるが・・・。
 結局は、「男の子だから、こうしなさい」とか、「女の子だからこうしなさい」とか言われたときに、しっかり自己主張ができ、「そういわれてもぼくは、こうしたい」とか、「私はこうしたい」といえる人になっていかなくてはならないということなのかもしれない。 

MyTracks2004