2月

島根県小学生合同練習会1日目

2月21日(土)
 島根県の各地の体操教室生が集まって、合同練習会が開かれた。今回で、3回目の取り組みである。
 講師は清水幹子先生と徳本安正先生である。予定されていた三宅先生は全日本の合宿のため、来られなくなったということだった。少し残念ではあったが、両先生の指導もとても参考になった。(清水さんについては昨年のMYTRACKSに詳しく紹介)
 さて、両先生とも今回も基本の重要性を強調されていた。基本の姿勢や、力の入れ方、(体操では“しめ”という)がしっかりできていないと、難しい技はいくらやってもできないが、逆に基本がしっかりしていると、高度な技も簡単にできるようになるということだった。
 島根県の教室生で、上手な子を見ると、姿勢は凛としていて美しい。もちろん柔軟性もある。社会科・生活科の名人有田和正さんが、いつか講演で、基礎基本とは、何回も繰り返してやらなくてはいけないが、なかなか身につかないものということをおっしゃっていたのを思い出した。こうした子どもたちは基本を繰り返し繰り返しやってきて、身につけたのだろうと思う。基本がしっかりしていると強さを感じる。
 清水先生が、4年間育ててきた子が中学生になっているのであるが、その子たちは島根県の中・高生両方で1位2位ということだった。この日合同練習を1時から5時まで練習をしたのであるが、我々が帰るとき、それまで、一緒に練習していた清水先生の教室生は再び練習を開始していた。きっと、この後2〜3時間はやったのではないかと思う。その様子をちょっと見ていたのであるが、中学生にして、床でW宙の練習をしていたり、段違い平行棒で、とてもきれいな車輪をしていたりした。今までの島根の体操のレベルを一歩踏み越えたようなそんな印象をその子たちの練習を見ていて感じた。

MyTracks2004