益田教育サークル

12月11日(木)
 益田教育サークル。本日の出席者、大嶋、伊藤、広山夫妻、松浦、原の6名。話題紹介。

でき学セミナー報告(広山な)
12月6日に山口であった超一流講師陣の講座。野口芳宏氏、有田和正氏、坪田耕三氏、岸本裕史氏、二宮清純氏などが講師。私は体操大会があったので、いけなかったがと〜ってもいきたかったセミナーである。報告によると、やはりとてもよかったということだった。本日参加のメンバーも私以外は全員参加していた。それぞれの感想が聞けておもしろかった。どの人の講座も良かったということだが、特に野口芳宏氏の講座が良かったという人が多かった。野口氏の辛口トークが気持ちいいということだった。
道徳・国語報告(広山た)
とっておきの道徳の授業Bの原稿。「給食をひっくりかえしたあとに」
宮沢賢治「雨ニモ負ケズ」の授業案。
いつも思うが広山さんは本当にパワーがある。忙しいこの時期に原稿も書き、授業案もつくり・・・よくやっている。
 「雨ニモ負ケズ」の授業は、音読をどのようにするか?ということを切り口に内容を検討していくものであった。デクノボー・・・・サウイウモノニ ワタシハ ナリタイ の解釈がやはり難しい。
山口大学附属小学校研究会報告(伊藤)
 でき学セミナーの前日にあった研究会。参加者は1000名以上ということで、大盛況の研究会だったそうである。2,3年前には総合的な学習を大々的に取り上げた研究会だったが、今回は様々な教科を取り上げた研究会だった。時代を先取りしたもの、ニーズを先取りした研究内容なので、ここまで、大盛況になるのであろう。附属小の各担任が、自分の研究を発表し、参観者と質疑応答するような時間もあり、ユニークな試みも人気の秘密だろう。
「世界で一番美しいぼくの町」について(原)
 この物語について、授業をする前の覚書、気になった記述等
でも、何だかむねがいっぱいになってきました。・・・・・元気に帰ってくると信じているのに、なぜ? 
きました・・・ということは、そうなっていないところから、そうなったということなので、何が原因で、むねがいっぱいになってきたのか?
 さくらんぼを売ったことを自慢するような気持ちだったものが、おじさんの「南の方の戦いは、かなりひどいというし。」という言葉と、父の「来年の春には帰ると言っていたんですがね。」の「が」の中に父親の不安な気持ちを感じ取って胸がいっぱいになった。信じているが、不安になった。
世界一美しいぼくの村・・・・・何を美しいと感じたのか?その理由、根拠は?
      ○なつかしいにおいがした→直接のきっかけ
      家族そろって、あんずや、すもの、さくらんぼを取り入れるところ
      ○片足のおじさんがバグマンのさくらんぼは世界一だといったこと
      ○果物を取るジーズンには村中あまいかおりにつつまれるところ。
 兄といっしょに果物をとったときの香りが、この時のにおいとかさなったのでは?という意見が出された。

バハール(春)・・・・・・・ヤモはなぜ羊に「バハール(春)」という名前をつけようと思ったのか?
 春には兄が帰ってくるから、そのことを信じて春という名前をつけたかった。
戦争で破壊されたのは何か・・・・・オープンエンド的な扱い

               村の山、川、建物、人、人の心、

               家族、あんず、すもも、さくらんぼ

  「今は、もうありません」から想像できること・・・・家族が楽しく暮らせる空間。

   破壊されたもの=ヤモが感じた美しさの中身

 次回のサークルは12月26日(金) 最初1時間は安田小で普通のサークル。それからは、忘年会の予定。忘年会の会場は未定。