久々の益田教育サークル : 56回目

10月2日(木)
 9月4日以来の益田教育サークル。前回飲み会だったため、予定を決めるのを忘れて、なあなあになってしまい、1ヶ月も空いてしまった。広山さんにせかされて、一昨日にメールでサークルのことを案内した。2日前の連絡なので、今日は少ないだろうと思っていたら、予想に反して多かった。みんなサークルに飢えてたのかな?
 今日の話題。
 安部先生は、アドラー心理学について。子どもがよい行いをするのは
A「罰を恐れている場合」
B「賞をほしがっている場合」
C「適切な信念に基づいている場合」
 という3種類あるが、アドラー心理学はCの「適切な信念に基づいている場合」がよりすばらしいととるということだった。(決してAやBを否定しているわけではない)いろいろな人から具体的場面での質問があり、どのように解決していくか、どのように考えていくかという意見交換があった。アドラー心理学はやはり、魅力がある。
 私は、今日行った図工について。ドライポイントの下絵。遠近法の学習、絵にする場所の選び方、今後どのように作品にしていくかということを紹介した。
 伊藤さんは、100だまそろばんの使い方、指導法の紹介。ゲーム脳についての模擬授業形式の紹介。ゲーム脳については、いつかやってみたいなあと思った。伊藤さんはいつもそうだが、テンポもよく、自信に満ちたしゃべり方で説得力がある。100だまそろばんはテンポもよく、視覚、聴覚に訴えることができる教具で面白いと思った。玉をそろえるときのあの音を聞くと、授業はしゃんと聞かなくてはいけないなと思えるような感じだった。
 中尾さんは、体験活動の研修の報告と、社会的ジレンマを扱った道徳の紹介。ゲームを取り入れた実践だった。我がクラスは人数が少ないので、そのままではできないが、工夫してやってみようかなあと思った。
 広山さんは、とっておきの道徳の授業第3集の原稿、以前サークルで紹介していた、1年生〜6年生の教室を使って今までのことを振り返ったり、これからのことを考えたりする授業。命の尊さを自分の生き方を考えていくことで、感じ取らせる授業だった。
 次回は9月あまりしなかったので、連続になるが来週の木曜日にすることになった。
 いつもそうだが、今回もとても刺激になった。 
 今日の参加者 安部、広山夫妻、中尾、伊藤、大嶋、椋木、松浦、原の9名。