9月

長江小での実習1日目

9月11日(木)
 宍道湖を望む小高い丘の上に長江小学校はある。今日から2日間、この小学校で複式教育講座の実習がある。なんだか、大学時代に経験した教育実習の感覚を思い出した。
 この日は最初に歓迎会があり、長江小の子どもたちと対面した。校長先生のお話。児童歓迎の言葉。6年生のAさんが堂々としたあいさつをしてくれた。我々も一人一人自己紹介をした。島根県の地図を使って自分の学校のことなど、簡単に紹介した。
 長江小の先生たちの授業を見せていただいた。体育、音楽、算数である。特に印象に残ったのは算数で、「わたり」の授業を実にスムーズに行っておられた。6年生には一人一人「ともなって変る数」の操作活動をさせ、5年生には「小数×小数」のプリント。そのプリントには次の課題のしかけがしてあり、そこから本日の学習を展開していた。また、最後の復習もゲームを取り入れ、何度も何度も挑戦できるようなものを課題として与え、楽しく学習を進めていた。「わたり」のタイミングといい、学習の様子といいとても参考になった。
 子どもたちは我々に、とてもなついてくれ、休み時間のたびに様子を見にきてくれていた。昼休みにはドッチボールをした。男子対女子で楽しく遊んだ。普通男女が混合になってチーム別けをすると思うのだが、ここでは男子対女子。それで充分楽しめた。女子の力はなかなかのもので、よく投げるし、よく受ける。昼休みが終わったころから、3年生のN君が私のことを気に入ってくれたらしく、一緒に掃除をしようとさそってくれた。
 なかよしタイムでは3つの縦割り班にわかれていろいろな遊びをした。私は3班で、最初ドッチボール次に缶けりをした。汗びっしょりになった。体操服を持ってきていてよかった。
 放課後は、情報交換と明日の授業の準備をした。