憤り
6月1日(日)
高校総体の体操の審判二日目。今日は、昨日よりも開始が早く、朝7時すぎに益田を出る。浜田まで、約1時間。先日自転車で通ったなあなどと考えながら行く。昨日のニュースに、自転車で日本縦断中の高齢者(73歳)の方が新潟県のトンネルでトラックに追突されて亡くなったというものがあった。本当に自転車は交通弱者だと感じる。私も自転車で通るトンネルは恐怖を感じる。歩道が全く整備されていないトンネルもまだ結構多い。自動車のことしか考えていない道路行政に苛立ちを感じる。無駄な工事をする前に、こうした安全のことを考えた工事をしてもらいたいと思う。このニュースを聞いたとき、同じ自転車を愛する者として本当に憤りを感じた。歩道があるトンネルも、片側だけだし、自転車がすれ違うのがやっとという狭さ、なんとかしてほしい。道路はいったい誰のものなのだろうか?
今日の審判は午前中で終了した。午後は修学旅行からの疲れで昼寝。爆睡した。あ〜すっきりした。
夜は、先日から問題になっている、団地内の緑地帯を無償で譲渡された建設・運送会社が、緑地で残すという約束を破って、宅地造成を始めたことに対する会があった。無償が1億円にばけるのである。詐欺と言われても仕方がない行為なのであるが、これを静止する法律がないということで、こちらも憤りを感じる。こんなことを許しておいては日本中の緑地帯が宅地化されることになる。先日の会でも市も県も責任のがれをするような回答ばかりで、住民のことを考えていない。森林法によって、森林を宅地造成をするときには20パーセント緑地を残しておかないと許可されないというものがあるが、一度宅地化されると、緑地は森林とはみなされないことから、3000u以内だと許可がいらないという法律の隙間をついた知能犯で、今回宅地造成をしているらしい。そういう会を開いて今後の対策を協議したが、明日からもどんどん宅地造成の工事は進んでいくようだ、法律はどうであれこういうことを平気でする業者がいること自体悲しいことである。