2004.1.17
書初め&新年会

 M高校の宿舎を借りて、寺子屋の子どもたち多数が、書初めに挑戦。講師にS先生をお呼びして本格的にやってみた。S先生は子どもたちを乗せるのがとてもお上手で、みんな楽しく書き初めをすることができたようである。わが息子たちはちょっと変わっているらしく、なんでも好きな字を書いてもいいよ。といわれると長男は「もやし」次男は「こたつ」を書いたそうだ。(私は体操関係で出席できなかったので人の報告による)

 その後、新年会に突入。私は大田に体操関係で行っていたので、夕方になって、料理が出来上がった状態の時に参加させてもらう。手作り餃子を入れたなべなど、おいしい料理が今回も並んでいた。
 今度、寺子屋の活動を私が「こんな子育てもありますよ!」ってな感じで学社融合フォーラムで発表することになった。・・・・なぜ?? まあ、それはいいとして、寺子屋のみんなで、どういう発表にしたらいいか、話し合うことも兼ねての新年会だったのだ。
寺子屋のセールスポイントは・・・・意見を出し合った。
 1.子どもの意見は聞かずに大人が好きなことを子どもたちと一緒にやる。・・・・これはめずらしいのでは。
 2.働かざるもの食うべからず・・・とうもろこしの収穫、販売などして、自分たちのアイスを購入。大人のビールにも変身。
 3.遊びだけの集まりでなく、勉強をさせるところ・・・・100ます計算や、漢字うつしまる君、ドリル、読書感想文などなど。
 4.大人と子どもの区別をつけて、ここからこっちはきちゃあいけない、とか、これは大人が食べるものというふうに、ボーダーレスになりやすいところをあえて、大人と子どもの区別をつける。
 5.子どもの成長を願って集まった集団だったのだが、意外に親の成長になっているかもという意見多数。
発表まで、まだ時間があるので、もう少し、この活動の意義を考えてみたいと思う。私個人としては、真砂のような小規模校のよさ、異学年集団の遊びなど、この集団で、子どもたちが体験しているって気がしている。

 そんなことを話し合っていると、子どもたちはいつの間にか、階段を利用して、新聞紙で家を作り始めていた。そのうち、この家で寝ると言い出した。部屋の中だとは言え、1月である。普通なら「だめ」なのだろうが、こういう子どもたちの冒険心を大事にしようということで、「OK」。布団や、毛布を持ち込んで、エアコンをつけて、本日はお休み。大人は子どもたちを置いて帰宅。次の日の朝お迎えということになった。