ウッドデッキ製作をしようとしたきっかけ

 2〜3年前?NHKでウッドデッキを自分で作るという内容の番組をやっていた。それをなんとなく見ていたのであるが、結構簡単そうに作っていたのを覚えている。
 この時、うちの庭にもウッドデッキがほしいなあと思った。というのも、新築時、予算の都合で、庭にまで、手がまわらなかったために、手付かずの状態だったので、なんとも味気ない庭だったからである。
 ウッドデッキを作りたい!という思いをつれあいに話したところ、賛成してくれた。それから、ウッドデッキに関する本を購入したり、インターネットで情報を集めたりした。そして、工具もこつこつと安売りになっているときをみはからって購入していったのである。その工具になれるために、棚を作ったり、移動式テーブルを作ったりした。こうしてウッドデッキ製作プロジェクトはスタートを切ったかに見えた。

ウッドデッキの本をいろいろと購入
 しかし、その後、私の趣味はいろいろな方向に向かった。自転車、カヌーなど場所をとる趣味、そう、ウッドデッキよりも倉庫がほしいと思うようになったのである。そこで、ウッドデッキ製作もおあずけになり、倉庫をどこにどう建てようか?という方向へ考えが進んでいった。しかし、我が家の庭は小さく、ウッドデッキと倉庫の両方は建てられそうになく、建てたにしても日当たりが悪くなるし、見た目もどうもかっこ悪くなりそうである。そんなこんなで、結局ウッドデッキも倉庫もどちらも中途半端になりそうで、どちらを建てるかも決められないまま、時間ばかりが過ぎていくことになる。
 そして、あれから1年以上の歳月が過ぎた。庭は相変わらず手付かずの状態。それもそのはず、私がウッドデッキを作るといっている以上、つれあいも庭いじりができないでいたのだ。申し訳ない。
 そんな時、転機が訪れた。それは、つれあいの友人の一言だった。「いくらなんでも・・・・」そう、庭を見た友人が、あまりのほったらかしようにあきれて発した一言だったのだ。草は抜かれていない、木は枯れかけている庭だ。毎日見ている我々はそれほど意識はしていなかたのであるが、そう言われてもう一度じっくり庭を見みると、確かにひどい。
 それからである。つれあいが、草を抜いたり、木を植え替えたり、枕木をもらってうめるとまで言い始めたのである。
 このままでは、ウッドデッキを作ることができなくなる・・・・せっかくそろえた工具が無駄になる・・・。そう思った私は、倉庫は諦め、「ウッドデッキ製作」を決意することにした。