益田音頭とイメージ

9月7日(木)
 益田音頭という地域の踊りがある。これを毎年運動会でやるのだが、なぜか、昨年から私が担当になっている。
 今日その指導をしたのだが、この踊りは、お餅つきを題材に歌詞と振り付けができていて、なかなか面白い。
 振り付け師に聞いたわけではないので確かではないが、振り付けから推測すると次のような動きになる。
 きねをつく こねる あおぐ ちぎる できた!とよろこぶ という感じだ。
 このイメージを子どもたちに言いながら指導すると、すぐに覚える。ただ意味もなく動くだけではなかなかこうは行かない。

 それとちょっと似ているかもしれないが、ラジオ体操の足を開く運動で、高学年や中学生はなかなか恥ずかしがって足が開かないのだけれど、「足の間に犬が通れるぐらいに!」というと案外すんなりと開いたりする。動きにちょっとしたイメージが入るだけで、できてしまうのだ。それでもあまり開かない子にも、「今のはネズミぐらいしか通れんよ」と言うとぎすぎすした感じの注意にならないので、いい。
 「イメージを入れる」ということは、動きを直接言うよりも効果的な場合が多いのだ。

My tracks 2006