おもしろ理科実験教室&体操特別練習

2月10日(金)
 島根大学のS先生による「おもしろ理科実験教室」があった。1年生から6年生までが、身を乗り出し歓声をあげるようなおもしろい実験の数々を見せてもらえた。マイナス196度の液化窒素による花を凍らせる実験、テレビでは見たことがあるが、実際にこの目で見たのは初めてで、感激した。本当に花がカチカチになり、握りつぶすとばらばらと壊れるのだ。また、この液化窒素の中に素手を突っ込むという実験も・・・・。花やバナナがかちかちになるそんな液体の中に手を突っ込むのである。これには驚いたが、私も子どもたちも全員挑戦してみた。制限時間は2秒までということだったが、結構勇気がいった。実際に手を入れた感想は、冷たい泡をさわっているような感覚だった。確かに液体の中に手を突っ込んでいるのに液体という感覚はなかった。手を出しても乾いているのだ。
 その他にもヘリウムを吸って、声を変えるというような実験をしたり、万華鏡を作ったりと、あっという間に2時間が過ぎていた。印象に残ったのは、万華鏡の作業で大人が手伝わないということを強調されていたことだ。手伝ってできても、それはその子の本当の体験にならないので、時間がかかっても自分の手で最後までやる、それが本当の体験になるというようなことを話された。小規模校では、大人の目が届きすぎてついつい困っていたら手つだってしまうことが多いのだが、大切なことだなあと思った。子どもたちも手伝ってもらうのが当然で、うまくいかなかったことを手伝ってくれなかったから・・・というような発想をするようになってはいけないので、小規模校では意識的に手伝わないという気持ちぐらいでちょうどいいのでは、と思ったりした。
 最後は人間の生き方についてもお話され、科学教室であったのだが、子どもたちには心の勉強にもなったように思った。「S先生ありがとうございました。」


 夕方、体操特別練習。今日はフロアが使用でき、久々の全種目セッティングでの練習となった。参加者中学生1名、小学生9名指導者Oさんと私の2名。

My tracks 2006