島大での講座1日目
8月18日(木)
教育社会学について2日間の講座である。今回も会場は島大。自動車では来てはいけないことになっているので、前回同様、つれあいのビアンキフレッタTで会場へ行く。
一コマ90分で、それが、2日間で8コマある。
教育社会学というのは普段あまりなじみがないが、ある現象をそのときの気持ちや心情をできるだけ排して、物のように観察したり、検証したりするような学問ということで、こういった角度から考えるというのも面白いなあと感じた。
例えとして、交通事故のことを話してくださったが、事故の原因は、ドライバーなどの考えや心境や体調というものもあるが、そういったものを排して、よく事故が起こる場所についてその他の要因を考えること、例えば道路の形状とか、交差点での視界、交通法規など、また、日本はだいたい1年間で1万人前後交通事故で亡くなられる方がいるが、日本の交通のシステムが、1万人前後がなくなるような欠点を内包して成立しているのではないか?というように考える学問ということだ。
教育の現場で現在起こっているさまざまな問題も、個々の子どもの心の有りようとは違う方向から分析をするということも必要だと感じた。
こうした島大での講座に参加するようになった3年目だが、他の人からは大変だろう、と言われるが、学生のころに戻ったようで結構楽しみにしている。また、学生のころ聞いたのではぴんとこなかったようなことも、今聞くと、なるほど!と思うことも多い。学食も安いし、うまいし。