パターンブロック

3月2日(水)
 筑波附属小学校で紹介されていた、パターンブロックという教具を注文していたのであるが、昨日4セット届いた。
 早速1時間目のパワーアップタイムに子どもたちに渡して自由に遊ばせてみた。六角形、台形、平行四辺形、ひし形、正方形、正三角形の形で、木でできたカラフルな小さな積み木なのだが、子どもたちは、とてもよろこんだ。形の違いや、色の違いから自分なりの図形を作ったり、同じ形が50もあるので、それを使ってドミノだおしのようにして遊んだりした。また、小さいひし形を重ねたものを立体にして、黒ひげ危機一髪のように、一つずつ抜いていくような遊びまで考え出した。いろいろと考えるものだと感心した。こういう図形を遊びの中で使っていると、図形に対する感覚が養われるだろうなあ感じた。
 片付けるとき、4セット混じったので、数えて4つの箱に入れるのだが、なかなか数が合わなかった。(最初は一つ一つ数えて一つの大きなかたまりにしていた)そこで、多くの数を正確に数えるためにはどうしたらいいか、という話し合いが自然におこり、同じ数ずつのかたまりをつくって、掛け算で計算すればいいとか、10ずつのまとまりにして数えたらいいなど遊びなのではあるが、算数をしている感じになった。
 算数などでも意識的に取り入れ、パズルゲームのようにして使うこともできる。解説によると、分数の指導や、割合の指導などにも使用できるということなので、これからしっかり活用していこうと思う。

My tracks 2005