図画の審査会

11月4日(金)
 Y小学校で図画の審査会が行われた。益田市の小中学校から1000点以上の作品が集まり、それを審査していくのだ。学年ごとに行ったのであるが、その学年ならではの特徴というか、雰囲気があり面白かった。低学年の絵は気持ちがストレートに出ていて、きっと描くとき楽しくてしかたがなかったんだろうなあと思える作品が多かった。中学年の絵には温かい感じのものが多かった。とくにT小のお話の絵はすばらしかった。指導法など教わりたいなあ〜と思える作品だった。色の感じといい、登場しているきつね、地蔵さんの感じなどなど・・・。高学年は個人的にはもっと描きこんでほしいと思ったが、それでも、選ばれている作品は言われてみると確かに雰囲気はある。でも雰囲気のある絵を描かせるという指導というのはなかなか難しい。
 中学校の作品はやはり、丁寧にしっかり描きこんでいるものが選ばれていた。
 1日中、絵を見続けるというのは相当神経を使うのだと思う。終わったときにはふらふらという感じ。グラントワでエルミタージュ美術館の展示品を見た時も疲れたが、今日はそれ以上だった。特に審査会場であるY小学校の体育館の床は地盤沈下のためゆがんでいるので、その中にいると空間認識がおかしくなり、軽い車酔いのようになるが(私は)そのこともあり、本当に疲れた。

My tracks 2005