台風18号・・・屋根が飛んだ！

9月7日（火）
　すごい被害が・・・。それは突然のことだった。午前中2時間ほど授業をして、早めに給食をとらせ、職員が手分けして子供たち全員を家に送り届けて、1時間か1時間半ぐらいたった時のこと。職員だけになり、いつものように、職員室でみんなで大笑いをしながら、過ごしていた。外は。台風の影響で、だんだん雨はひどくなってきたし、風も強くなってきた。それでも、いつも台風の時はこんなものだから慣れたもの・・・というように誰もがその後に起こることなど予想することはなく、台風が過ぎるのを待ていた。
　その時、突然今までに経験したことがないような突風が・・・地響きをともなってやってきたのだ。まるで、建物全体を吹き飛ばすかのような勢い。さっきまで、笑顔だったみんなの顔がこわばった。その瞬間、一瞬光ったようになり、「ドーン、ガシャーン、バリバリ・・・・」ものすごい音がとどろいた。
　風はなかなか止まず、被害の状況確認をするのも危険なぐらい。少し勢いが弱まるのを待って、被害状況を確認するために、校舎内を歩いた。そこで目にした光景は・・・・。なんと、後館の校舎のトタンの屋根が全部と、前館の屋根の一部が吹き飛び、それが、中庭に落ちて職員室前のガラスや、図書室、給食室などを直撃していたのだ。また、屋根の一部は校庭のサッカーゴールに激突して、ゴールも根元からボッキリと折れていた。室内にはガラスは散乱し、まるで、外のように雨がザーザーと降っている。電話線がそのトタン屋根によって切断されたらしく、電話も通じなくなっていた。幸い有線が通じていたので、外部との連絡をとることができたので、教育委員会などに連絡。その状況の報告をした。
　少ししてＰＴＡの方たちもやってきてくださり、応急処置を手伝ってくださった。
　騒ぎを聞きつけて新聞社、テレビ局なども取材に来た。
　う〜ん、本当にすごい経験をした1日になった。
　明日は、子供たちは休校で、職員、教育委員会の方、ＰＴＡの方で復旧作業の予定。
　それにしてもすごかった。

トタン屋根が飛んでぐちゃぐちゃに・・

ゴールも折れるほどの勢い

中庭の様子

室内はガラスが散乱

廊下に水がたまるほどの雨漏り・・・まるで外のよう。