5月

花さき山 集団の力 グミの木

5月28日(金)

 1時間目の道徳で、「花さき山」の読み聞かせをやり、みんなも「やさしさの花」を咲かせているんだよ。これからもたくさん咲かせようねと話した。今日は、子どもたちから、「あっ今、○○ちゃんの花が咲いたよ」という感じでそのことを意識して1日を過ごしてくれた。

 集団の力というのは本当にすごい。6名という小さな集団でもそのことを感じるできごとがあった。先日1年生のY君が一輪車に乗れるようになり、体育館の端から端まで行った。1年生の他の2名と2年生の1名がまだ乗れないでいたのが、今日立て続けに3名とも体育館の端から端まで乗れるようになったのだ。特に2年生のSちゃんは、1年生のときに他の子たちが乗れるようになっても、ついに最後まで乗れずにいて、今年になって1年生が一輪車を練習していても、最初、全く一輪車には興味をしめさず、一人でフラフープをしていたのだが、1週間ぐらい前に「やってみようよ」という高学年からの声かけもあって、練習を始めたばかりだったのだ。Sちゃんは内股のサドルがあたる部分を真っ赤にして(すれて真っ赤になった)何度も何度も練習をしていた。そしてついに今日、他の1年生とともにSちゃんも乗れるようになり、体育館の端から端まで行ったのだ。集団の勢い、力を感じた出来事だった。これで、真砂小の子どもたちは全員が一輪車に乗れるようになった。

 校庭の隅にグミの木がある。少し前から赤い実がなっている。子どもたちはその実が大好きで、休み時間などに行ってよく食べている。先生たちもそういう子どもたちの姿をあたたかく見守っているといった感じ。私もいくつか食べたが少ししぶみがあるもののなかなかのおいしさだ。
 先日紹介したサクランボは、網をかけたにもかかわらず、鳥に食べられ全滅。結局子どもたちの口には入らなかった。校長先生の情報によると、木にホースをまくと、鳥が蛇がいると思ってよりつかなくなるそうだ。来年はホースを巻こうということになった。 

MyTracks2004