4月

始業式・担任発表

4月8日(木)
 小学校の一大イベントのひとつに担任発表がある。子どもたちにとってはとても大きな問題で、この日は楽しみと不安に満ちている。
 さて、今回、真砂小は担任3名は異動がなかったこともあり、変化と進化をねらってあえて今までの雰囲気を覆す担任となった。
 なんと私は、1,2年生の担任になったのだ。教師生活17年3年生から6年生までは担任したことがあったのだが、今回そのどちらも経験がない1,2年の複式学級の担任である。正直不安もあるが、わくわくの方が大きい。
 さて、担任発表の場は、校長先生との打ち合わせもなく、1学級から発表があった。
 「1学級の担任は・・・・校長先生です。」という冗談からスタートした。
 子どもたちの「えっー」という和やかな雰囲気。これはこれでよかったのであるが、その後どこからが本当なのかわかりにくかったのも事実。
 「1学級の先生は大きな声で返事をしてください・・・・・1学級」
 というところで、もう一ひねりあるのかな??という感じだったが、ここは正直に「はい!」と大きな返事。一瞬子どもたちはあっけにとられたという感じで私たち担任の方を見ていた。その後、1学級の子どもたちの様子は、「わーい」という感じでその場でどんどんと飛び跳ねて喜んでくれた。「ほっと一安心」
 意外な展開にびっくりの子どもたち。
 これから1年間、どんなドラマが待っているのか?と〜っても楽しみ。
 明日が入学式なので、今日は2年生だけの学級活動の1時間。サークル仲間の広山さんの追試で「大きくなるっていうことは」の本の読み語りをした。
 最後の「大きくなるっていうことは小さい子にやさしくできるってこと」というところで「どんなやさしいことができるかなあ」ということを子どもたちに聞いた。「順番を、ゆずってあげる」「困ったときに助けてあげる」などなどたくさんのやさしいことを考えた。明日の入学式からこんなことができるといいねといって学級活動を終わった。
 昨晩も遠足の前のように、寝ているのに、体が3センチぐらい宙に浮いているような錯覚を覚える寝心地の一晩だったが、今夜もそれ以上の感覚になるかも・・・・新入生を迎えるという初体験である。楽しみでもあり不安でもある。今からイメージトレーニングだ。

MyTracks2004