小中地区民合同人権・同和教育研修会

12月5日(金)
 小中地区民合同人権同和教育研修会。真砂公民館で行われた。日本と韓国の交流に関して福島明淑さんの体験談を交えた講演があった。
 その中で、日本に嫁がれて最初はなかなか社会の中に出ることができなかったが、何か思い切って出てみたいと思い、自動車学校に行ったというお話しを伺った。言葉もなかなか通じない中での挑戦で大変だったけど、この経験があったおかげで今の自分があるということをおっしゃっていた。右折と挫折の発音がうまくいかなくて、教官をびっくりさせたり、後進の意味が分からなかったりと、当時の様子のお話しは大変おもしろかった。
 また、私の日本語の先生は自分の子どもという話もなるほどと思った。また、長女の大学の仕送りは私がしたが、次女の仕送りは長女が、三女の仕送りは次女がするというお話もびっくりした。これが韓国流なのだそうだ。親を大切にすることと、子どもには厳しくするということは韓国はとても大切にするが、日本はちょっと子どもを甘やかしすぎなのではないか?という問いかけには、そうかもしれないなあと反省。
 その後、韓国風お好み焼きと、わかめスープの調理実習。チジミというのは韓国ではどこに言っても通じると思っていたのだが、実は方言だそうで、ソウルなどでは通じないということだった。これは意外だった。韓国の方言が日本では広まっているのである。(標準語は忘れてしまった)
 バスケットの小規模校の意見交換会があるので、少し早めに食べさせてもらって、退席したのであるが、焼きたてで、あつあつのチジミとほかほかのスープをいただくことができ案外ラッキーだったのかも。チジミのソースがごまと一味とねぎ、にんにく、ごま油で作ったのもだったが、とてもおいしかった。わかめスープはこれでもか!って感じでわかめが入っていたが、とてもいい味が出ていた。
 その後急いで意見交換会へ出席!のはずだったが、今日は小規模校の参加者が極端に少なかったということで、延期ということで、審判講習が行われていた。がーん。