生徒指導研修職員会で思う

10月6日(月)
 生徒指導研修職員会。学級の子どもたちの様子について語り合った。前回の同様の会で大きな学校から見ると、そんなこと問題なの?と思えるようなことまでいろいろな先生が話されるのを聞いて、自分の番になって、必死になって、子どもたちの問題点を考えたことを思い出した。今回も、問題点をがんばって考えて発言をした。
 そんな中、以前からこの学校に勤めているS先生が、この学校に来てすぐの生徒指導研修職員会でそんなこと問題なの?と思えるようなことも結構指摘があり、雰囲気が暗くなるような会だったけど、最近のこの会は前向きに評価するようなことも多くなって、とてもいい雰囲気だと思うという発言をされた。
 以前はもっと問題点を出し合っていたのかと思いびっくりした。しかし、S先生も最初の時、前回私が感じたのと同様なことを思っていたのだと思いうれしくなった。
 小さい学校で、少人数だと、どうしても見えてしまう子どもたちの気になる行動。手をかけすぎてしまうということが起きる。そんなこと自分の問題として解決していかなくちゃならないようなものまで、教師が関わって解決してしまうということがあるように思う。小さい学校は意識的におおらかに見てやるぐらいで丁度いいのかも。
 後半は安部先生による、ブリーフセラピーについて。資料を配られ、解説をしてくださった。
 「問題はまわりの人が問題と思うことから始まる。」という考え方はなるほど、と思った。短所は長所と捉え、いい方向でそれを発揮させると問題ではなくなる。
 最後に校長先生が子どもを問題だ、問題だと思って見ていたら、子どもが離れていく、子どもを好きになればいい。というようなことを言われたが、これも本当にそうだなあと思う。