大工と鬼六 スタート
10月14日(火)
子どもたちに、まさご小元気フェスティバル(学習発表会)で行う、表現『大工と鬼六』のことを紹介した。以前、宮坂義彦先生の紹介で、長野県の赤穂小学校に行ったとき撮影させていただいたビデオを見せた。たいがい、初めて表現を見る時は「変ってる〜」という反応があるのであるが、今回はそんな反応は無く、子どもたちは真剣に見ていた。何かを感じてくれたのだと思う。
その後、大工と鬼六のお話をし、早速、歌の練習をした。
今まで何回も『表現』に取り組んでいるが、8人という少人数で行うのは初めて。(最多人数は3クラス115人最小人数でも30人ぐらい)一人一人の役割や存在感はよっぽど大きくないとステージでははえないと思う。私にとっても挑戦である。
国語は『海のいのち』のクライマックス部分の学習をした。「なぜ、太一はクエを殺さなかったのか」という疑問を追求していく授業。
最終的には「そう思うことで、瀬の主を殺さずにすんだのだ。」の文章を手がかりに、太一の心の変化を追求していった。その他の例文「〜することで、飲まずにすんだ」の場合、本当は飲みたくないのに飲まなくてはいけない状況になった、が、〜することで飲まなくてよくなった、というように読めるということを確認した。ここでは、殺さずにすんだということは、本当は殺したくなかったけど、何かの圧力で殺さなくてはいけなかったが、そう思うことで殺さずにすんだと読み取ることができるというように進んでいった。その圧力とは何だったのか?「一人前の漁師になるということ」という意見が出され、みんな納得していった。意見が次々と出されるという感じではなかったが、大切なことをじっくりと考えて発言していくという感じの授業になった。最後に「このことを誰にも話さなかったのはどうしてかねえ、一人前じゃないと思われたくなかったからかねえ」と私から質問したら、「太一にとって、とても大切な出来事で、秘密にしておきたかったのだと思う。」という意見が出された。
今日で、『海のいのち』終了。
今日から申し込みをしていたフレッツADSLモア24Mになった。しかし、1.5Mの時とそれほど変化がない。基地局と距離があるためだと思われるが期待していただけに残念。600キロが700キロになったぐらい。6Mぐらいにはなるかもと思っていたのに・・・・。