9月

「花田植え」

9月25日(木)
 真砂の伝統芸能の一つに「花田植え」がある。子どもたちが中学生と地域の方と合同で音楽会でやることになり、今日は、講師の田中吉朗さんに来ていただき、「花田植え」の歴史と現在について語っていただいた。歴史は古く、1815年までさかのぼる。広島から伝わったそうである。途中は忘れられたような時期があったものの、昭和58年に下波田の八幡宮の奉納の時に保存会が発足し、そこから再び脚光をあびることになったそうである。平成8年には横浜港祭りに参加したり、平成10年には中国に友好団として参加したりと想像していた以上にいろいろなところで、この「花田植え」が披露されていることに驚かされた。私自身は子どものころ、この花田植えを実際に見たことはない。丁度、忘れられていたころに重なる。この春、元馬谷小の「田んぼアート」の行事の時に見ただけである。そのときに受けた印象はとても華やかということだった。子どもたちが歌を歌うのであるが、ビデオで見た限りでは、節もあるようでないようで・・・とても難しいと思った。