2003年 第1回目 キャンプスタート 

またまた田万川キャンプ場

2003.5.3〜4
 今年も我が家のキャンプライフがスタートした。我が家は毎年ゴールデンウィークがキャンプ開始なのだ。
 今回のキャンプは、寺子屋のメンバーである、やすしさん一家のテント購入記念という意味合いもある。ワンタッチで設置できるテントを購入したのである。これが、折りたたみ式の傘のような構造になっていて、簡単に設営できる優れもの。今回は初めてということで、今までのテントの構造との違いに戸惑いながらだったので、多少時間がかかったが、慣れれば、本当にあっと言う間にできるだろうと思う。

 田万川キャンプ場は、人気があるため、ゴールデンウィークに空きがあるか心配しながら一足先に私と息子たちが出発(他の人は買出しをしてから来る)。10時過ぎに田万川道の駅(受付)に着いた。「まだ、空いてますか?3サイトお願いしたいんですけど。」と聞くと係りの人が奥に行って確認をしていた。予約表を覗いてみると、結構予約が入っている。
 返事は・・・・「まだ余裕がありますよ。」ほっと一安心。
 ここのキャンプ場は1サイトが500円という安さ。本当にうれしい。キャンプ場に行ってみると、周りの木陰の方は3つのテントを建てるほどの広さは空いていなかったが、真ん中にある丘の広いところが空いていた。ラッキーだった。そこに荷物を運び場所を確保した。そうこうしていると他の人が来た。早速テントをたててみる。まず、は我が家初代のテント。これが、小さいのであるが、それだけに簡単にたつ。次に愛用のコールマンのテント、男が3人いれば、手早くたつ。最後にいよいよ、今回購入したニューテント。ワンタッチで建てられるというロゴスのテントである。説明書も何も見ないですぐに取り掛かるものだから、今までのドームテントとは構造が違うので、多少戸惑ったがこれも簡単にたった。本当にうまく考えられた構造である。
 テントが全部たったところで、昼食。コールマンのツーバーナーで焼きそばを作る。火力があるため、あっという間においしい焼きそばのできあがり。

う〜ん うまい
 お腹もいっぱになったところで、子どもたちが海に行きたいという。ここの海がまた、とても綺麗で気持ちいいのだ。

 子どもたちは、すぐにはだしになり、おおはしゃぎ。さすがに泳ぎはしなかったが、びしょびしょになった。そのうち、岩についたカラス貝の採取に目的が移行し、みんなで、貝を採る。

 貝をたくさん採り、キャンプ場に帰った。貝をきれいにする班と、パンを作る班に別れて作業開始。


貝についた海草などを丁寧に落とす。

 今回のキャンプの新しい試み。パン作り班。のぶゆきさんが講師になり、作り方の指導。強力粉、卵、砂糖、イースト菌、をまぜ、練る。子どもたちはこの作業が気に入ったようで、とても喜んでねちょねちょする。


ねちょねちょして気持ちいいね。

 小2と年長の二人組みでも楽しんでできる。キャンプにはばっちりのレシピ。ある程度かたくなったら、バターを入れ、再び練る。みみたぶのかたさになったら、ラップをしてそのまま約1時間寝かす。どんなパンができるか楽しみ。
 生地を寝かせるころ、貝もきれいになり、早速ゆでる。磯のいい香りがただよう。ビールのつまみ用に作ったはずが子どもたちもよろこんで食べる。


カラス貝のいい香り

 炭をおこし、パン作り作業仕上げへ。海からの帰りに落ちていた竹を持って帰っていたのぶゆきさん。豪快におり、パンをまく竹串にする。その竹串にパン生地をまきつけ、炭火近づけ、ぐるぐるとまわして焼く。


上手に回して、おいしいパンのできあがり!う〜ん うまい。

 このパン。手作り&炭火焼き&焼きたてということで本当においしい。キャンプの時にみんなでわいわい楽しみながら作ることができるグッドメニュー。
 パンを食べた後、子どもたちはキャンプ場のあちこちに行って大喜びで遊ぶ。大人はしばし休息。まだまだ時間はたっぷりある。本当にキャンプをするときは時間がゆっくり進む。テレビやゲームもない、自然の中。この感じがいい。
 夕方、まだ少し早い気もしたが、今日は利用者も多いのであまり込まない時間帯ということで5時ごろ田万川温泉に男組が入りに行く。毎度思うが、ここのキャンプ場は温泉に歩いいける場所にあるというのが本当にいい。
 女組とバトンタッチして、男組は、晩飯の準備にとりかかる。今日のメニューは私は最近はどこでもこれを作っている気がするが、スペアリブ。のぶゆきさんは、スパゲティーと蛸のいためもの。やすしさんは、焼き鳥の係に。おやつにつくったパン生地のあまりをここでも焼き、手作りパン。
 こうして、料理にとりかかったはいいものの、なんと、ツーバーナーの燃料、ホワイトガソリンが切れてしまった。昼間から、ツーバーナーをフル活用したため、予想以上に早くなくなったのである。家には4リットルあるのだが、料理の途中ということで、急いで釣具屋に行き、1リットルのホワイトガソリンを買った。キャンプ場に帰って見ると、大人たちは全員ビールを飲み、出来上がっていた。(私はいつものようにコーク)
 ホワイトガソリンを継ぎ足し・・・給油機も忘れたため、新聞紙で簡易の給油機を作り燃料補給。無事料理も出来上がる。ごちそうだ〜。

 キャンプ場では、食事の準備が大イベントになる。そして、そのままパーティーへ。
 その後、子どもたちがテントに入ってから大人だけのゆったりした時間となる。(今回は子どもたちだけのテントを作る)昼間はあんなに暑かったのに、肌寒くなる。炭火を暖房がわりに囲み、楽しいおしゃべり。
 大人もテントに入り、眠りについたころ、どうも、子どもたちは目がさめて、おしゃべりをし始めたらしい。お隣のキャンパーの方に「もう少し静かにして」と注意を受ける。お恥ずかしい。次の日にあやまった。(もちろん子どもたちも整列してすみませんでした)と。 『自然の中でキャンプをすると、つい気持ちまで解放されてハイになるが、込み合ったキャンプ場はこういうことが起こるので気をつけましょう。』・・・反省。
 次の日も、とてもいい天気。子どもたちは、朝食を食べ、さっそく遊歩道で山を越え、昨日とは違った砂浜へ。この砂浜が他の場所から離れていて、プライベートビーチのようでいいのである。
 昼食にスパゲティーを食べ、今回のキャンプも終了である。片付けは、これだけ人数がいるとあっと言う間。特にワンタッチテントはたたむのも簡単だった。
 帰ろうとしたら、事件発生。なんと、私の車の鍵がない。草むらに落としてしまったのかもと、目を皿のようにして探すがなかなか見つからない。いろいろ考えた結果。昨日寝たときに落としたのではないかと推理。ということは、シュラフの中か、テントの中にそのまま片付けてしまったのでは・・・・。最初に疑ったのはシュラフ。しまったばかりの私のシュラフを再び広げてみると、チャランという音。鍵が出てきた。あ〜よかった。シュラフをほしていたときには鍵の存在はわからなかったが、どうも奥の方に入り込んでいたようだ。それにしても良かった。
 こうして、キャンプ終了。また、やろうと約束をして、解散した。我が家の二人の息子は、車に乗ってすぐに爆睡。
 大満足の今期最初のキャンプであった。


家に着いてもなかなか起きないのだ〜

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