環境教育講座

6月23日(金)
 環境教育講座に参加。午前中は広島大学大学院の中坪助教授から「地球温暖化問題のメカニズム、その現状と対策について」という講義があった。地球温暖化ということは、知っているつもりになっていたが、知らなかったことが多く、興味深く聞かせていただいた。京都議定書が発行されるまでの国家間の交渉のこと、アメリカが批准しなかった理由やタイミング、日本の議長国としての立場とアメリカとの関係についてや、先進国と途上国の関係など奥が深い。
 子どもたちに教えていくときに、温暖化がとても深刻なことという危機感だけではなく、展望が開け、やる気になるようにすることが大切といわれたが、本当にそう思う。
 午後からは、実際に地球温暖化について子どもたちに学習させるときのプレゼンテェーション作りの実習だった。ここでは、危機感だけでなく、展望をということを意識して作業をした。
 確かに京都議定書の目標達成というのは日本にとって厳しいのは現実であるが、一人ひとりが努力をして自分にできるCO2の削減をやっていくしかないし、そうすることで、地球温暖化をちょっとでも食い止めることに役に立てるという自覚を持たせるように学習していきたいと思った。

My tracks 2006