国体予選

7月10日(日)
 体操の国体予選の大会があった。この大会は、島根県の大会としてはハイレベルな大会の一つである。それは、全国各地の大学で活躍している島根県出身の体操選手が戻ってきて、国体出場をかけて演技をするからだ。学生の演技を見ることができる大会は他にはない。(ただし、今年は国体の中国地方のブロック代表選考会が島根で行われるので、こちらの方が更にハイレベル)
 私は、審判をしにこの大会には以前からずっとこさせてもらっているのだが、益田の体操教室の特別練習をしている子どもたちには、是非見せてやりたいと思い、昨年から、子どもたちと一緒に出かけている。
 今日も、子どもたち5名、指導者2名が朝6時40分に集合して、浜田へと向かった。子どもたちは、みな、すばらしい技に魅了されているようだった。こうしたあこがれの気持ちを持つこと、あの選手のようになりたい、と思うことが、こつこつとした地味な練習のエネルギー源となるのである。
 ここ数年ずっと出場している選手にSさんという方がいる。この方なんと、37歳。最近の難度の要求はさすがにきつそうではあるが、ほとんど私と同世代なのに、まだまだばりばり動いている。跳馬も伸身ツカハラだし、床でも2回半ひねり宙返りD難度も取り入れている。あん馬でも、開脚旋回から倒立おり。平行棒でも開脚旋回ツイスト倒立もバシッと決める。37歳としては日本チャンピヨンでは?こうした姿を見ると、まだまだがんばらねば!と思う。

My tracks 2005