匹見川自然学習

6月30日(木)
 心配していた天気も、まあ大丈夫だろう、ということで、今日の匹見川での学習は予定通り行うこととなった。活動中は、多少小雨も降った時間帯もあったが、全体としては実施して正解。とても気持ちよい自然体験学習だった。
 場所は馬谷から峠をひとつ超えた柿原というところ。ここは、私も中学生のころ自転車で遊びにきていた所で当時とても楽しかったことを思い出した。
 本日の内容は盛りだくさん。
 最初に高津川漁協の方から匹見川で獲れる魚の実物を見せてもらいながら説明を受けた。この魚は、昨夜から網をかけていたということで、実際にこの場所で獲れたもの。それだけに、子どもたちは興味津々。ハヤ、ウグイ、アユ、カワムツ、どんこ、ぎょぎ・・・本当にたくさんの種類の魚がここには生息しているのだ。子どもたちの様子を見ていると、これから川へ入って、これらの魚を獲りたいという気持ちがふつふつとわいてきているのが分かった。
 その後、川舟に学級ごとに乗せてもらい、匹見川ミニ周遊。川の水の透明度も抜群で、底までしっかり見える。魚の姿も多数見かけた。舟に乗るのを待っている間の子どもたちは、川に入って大はしゃぎ。網で魚をすくおうとするもの、ライフジャケットに身をつつみ、気持ちよく浮いている子などさまざま。
 一通り川舟に乗ったら、今度はこの場所の歴史のお話。渡し舟があったということだった。
 そして、今度は、私と地域振興センターのTさんが講師になってのカヌー教室。子どもたちは初めて乗る子ばかりだったが、それでもとても楽しく乗っていた。なかなか前にまっすぐ進まないので苦労していたが、そこが面白いところ。ファイト!
 その後、河川敷で、鮎の塩焼きをしてご馳走になるし、近くの集会所では鮎飯を食べるしで、川を心身ともに、いやお腹の中まで堪能することができた匹見川学習だった。毎年の恒例行事になる予感が・・・。

My tracks 2005