日晩山(ひぐらしやま)登山遠足

4月28日(木)
日晩山登山遠足。先日の下見で、下学年と上学年が同じコースで登山をするのはちょっと大変だろうということで、二手に分かれての登山。下学年は蛇滝までは車で移動して、そこからの登山。上学年は学校から蛇滝側の登山口ではなくて、神社側の登山口から登るルートに決定。
 今日も森林インストラクターのOさんとSさんに来ていただいた。出発式の中で熊に出会ったときにどうするか、などのお話を聞く。熊に出会ったときには、大声や悲鳴を上げたりせずに、じっと熊を見ているといいということだった。熊も人間が恐いということなので、熊の方から逃げてくれるそうだ。逆に人間の方が大声を上げて走って逃げたりすると、熊が追いかけてくるそうだ。逃げるものを追う習性があるということだった。
 さて、私は上学年について登ったのだが、思った以上に子どもたちはがんばった。途中、きつい坂もあったが休憩しながら、全員無事登頂。下学年も急な道を全員が登頂。すばらしい!
 両方の登山口から登るというのも、なかなか面白かった。携帯で今どのぐらいまできているなどの連絡をとりあうことがお互いの刺激になった。頂上近くになると、そろそろ声が聞こえるかもしれない、ということで、大きな声で、「おーい」みんなで叫んでみた。すると、遠くから「おーい」という返事。その声を聞き、みんな元気が出るなどの楽しい出来事もあった。少し距離の短かった下学年が先に頂上について、上学年を迎えに来てくれた。(元気がある〜)
 頂上で弁当を食べ、草原に寝転がる。なんて、贅沢な昼なんだろう〜といい気分になった。
 その後、頂上で森林インストラクターの方が準備されていたナイフを使って、「クロモジ」を削り箸やつまようじを作った。登山の後なので、子どもたちはあまり興味を示さないかな?と心配したが、なんのなんの、すぐに興味を示し、もくもくとナイフを使って、箸やようじづくりに取り組んでいた。これにはびっくり。普段あまり使わせてもらえないナイフを思う存分使えることがうれしかったのか、本当に真剣にやっていた。
 帰りは急な坂を一気に下り、予定時間よりも早く蛇滝の登山口に到着。そこで、終わりの会をして解散した。
 その会の中で感想を求めたら、ほとんどの子が発表し、とてもいい感想を言っていた。子どもたちにとっても、達成感のある充実した遠足だったのだろうと思う。
 私自身にとっても疲れたけれども、とっても気持ちいい遠足だった。




 明日から、いよいよウィークエンド寺子屋しまなみ海道ツーリングパートU。朝4時50分に集合。こちらも楽しみだ。

My tracks 2005