学習発表会の構想を練る

10月5日(水)
 毎年、運動会が終わると、学習発表会に向けて準備をする。まあ、準備といっても構想を練るところからなのであるが、今年もその時期がきた。今の学級は、どうも一部の子が歌に対して積極的ではなく、ここ数年、毎年やってきていた表現であるが、どうしたものか?と少々悩んだ。
 しかし、何のために今まで表現に取り組んできたのかということを突き詰めて考えると、すばらしいものを創りあげるためにしてきたわけではなく、子どもたち一人ひとりが心を解放して、生き生きと表現できるようにするための一つの手段として取り組んでいたわけだ。そう考えると、積極的に歌えない子がいるということは、そういう状態から一歩でも前進するためにこそ表現に取り組むべきではないか、と思えてきた。
 表現の候補は、「かさこじそう」「火い火いたもれ」「雪わたり」などであるが、それほどの根拠はないが、なんとなく今年の学級は「火い火いたもれ」に挑戦させることで、一歩前進できそうな気がする。
 
 元同僚のMさんに以前MIDIで作ってもらっていた伴奏をメールで送ってもらうようお願いした。
 「おむすびころりん」「利根川」「大工と鬼六」と自分でシンガーソングライターというソフトを使って伴奏を作ったのだが、これがなかなか大変だった。今年はMさんのお陰で少し楽ができそう。感謝。

My tracks 2005