トップアスリートふれあい体操教室

9月26日（日）
　トップアスリートふれあい体操教室が大社高校で行われた。益田からは子供11人、指導者4名の参加。会場には1時間前に入ったのであるが、もうすでにフロアいっぱいに人が座っていた。子供が350人、ギャラリーが500人ぐらい。
　トップアスリートはアテネオリンピック体操男子団体金メダルの立役者、冨田洋之、鹿島丈博と、少し前の日本のエース田中光。これまた少し前の女子の日本のエース信田美帆らが勢ぞろい。最初は、軽くウオーミングアップ。その後鉄棒、床、あん馬、平行棒にその4選手が陣取り、子供たちが器具にさばったり、上ったり、軽く技をして、選手にタッチするということをやった。子供の参加は役350名ということで、これだけで、結構時間がかかった。これだけの人数だと、練習会と言っても確かにこんな感じでしか無理だろうなあと思った。練習というよりは、握手会の代わりといった感じ。それでも、オリンピック選手にタッチできるということで、子供たちは大喜び。嬉々として器具にさわって、選手にタッチしていた。
　その後、軽い模範演技。本当に初歩の初歩しかやってはくれなかったが、それだけの演技でもやはり、一流は違った。オーラが出ている感じ。特に鹿島のあん馬は、旋回と開脚旋回をしただけだったが、その腰の高さはやはり、世界一高い高い。その後４選手のビデオを視聴した。オリンピックでの演技だった。後半は金をとったときのものだったので、ビデオではあったが、演技が終わるたびに拍手が起こり、なんだか、オリンピック会場にいるような雰囲気になった。また、そのビデオの中の人物がそこにいるという状況で、なんだか不思議な感じがした。
　最後には質問コーナーや写真撮影会などもあった。益田から行った子供たちは写真撮影のときに金メダルに触らせてもらったり、首にかけてもらったり、握手してもらったりと大喜びだった。
　益田から長い時間かかって行ったかいがあった楽しくて刺激的な会だった。ただ、欲を言えば、4選手の模範演技をもっと見たかったなあ〜。