3月

『さくらさくらんぼ保育園について』

3月21日(日)
 先日、益田市で『さくらさくらんぼ保育園』の流れで保育園を経営しておられるYさんからメールをいただいた。私のつたないHPを見られて感激してくださったということだった。ありがたいことである。
 斎藤喜博という教育者にあこがれ、一歩でも追いつこうとして教育の仕事をしてきたのであるが、やれば、やるほど、そのすごさを確認する作業のみで、なかなか私自身は進歩がないのであるが・・・・。
 さて、その『さくらさくらんぼ保育園』の実践というのは、実は今から15〜6年前に知っていた。島根県の隠岐出身の斎藤公子さんという方が群馬県で斎藤喜博氏の島小学校などに学び、独自の保育を進めたものである。
 そういう意味から斎藤喜博と教育の方向が共通している部分が多く、教授学を目指していた私も『さくらさくらんぼ保育園』にはとても興味があった。斎藤公子さんの講演も聞いたことがある。本も多数持っているし、ビデオもある。(さくらんぼ坊や)
 14年前の3月31日〜4月1日に飛行機で群馬県に行き、境小学校(斎藤喜博がかつて校長だった学校)に行ったり、斎藤喜博の生家にいて息子さんとお話をしたり、茨城県の利根っ子保育園の卒園式を見にいったりしたことを思い出した。利根っ子保育園の卒園式には斎藤公子さんがこられ、園児に卒園証書を渡していた。卒園式といっても、3部構成でなりたっていて、いわゆる卒園式の部と、学習発表の部と、歌の部という感じだったように覚えている。2部の学習発表の部は子どもたちがピアノのリズムに乗って側転をしたり、バランスをしたり、ほふく前進のようなことをしたり、竹馬をやったり、独楽回しをやったり、跳び箱をやったりと目を見張るものがあった。3部の歌もすばらしく、子どもたちは全身を使って歌っていた。その中で特に印象に残った歌は『わが思い風になり』という歌だった。この歌を六日市小の5年生に歌わせたりした。
 ・・・・こうやって、文字にしていると、いろいろなことが思い出されるので不思議だ。
 Yさんのおかげで、14年前の勢いと情熱だけで、教育をしていたころの気持ちを思い出すことができた。何かスイッチが入ったような・・・。

MyTracks2004