2月

息子のコンクール&スクリューさんの写真展

2月8日(日)
 午前中は息子のブラスのコンクール。息子の楽器はチューバで、家で練習するわけにもいかず、どんな感じでやっているのかはほとんど知らなかった。まあ、学習発表会などでは聞いたことはあるけれど・・・・。今日はアンサンブルで、いつもより少人数。息子の様子が良く分かった。大きな楽器を必死に吹いていた。途中ん・・・というところもあったが、それでも無難にこなしていた。お疲れさん。
 午後からは、昨日行けなかったスクリューさんの「一写堂」の写真展に行く。高島に昔、人が住んでいたころの写真があり、とても興味深く見ることができた。釣りでは何度も行っているのだが、奥まで上がったことがない。何度行ってもかつて本当に人が住んでいたとはにわかには信じがたい島なのだ。島を一周してもほとんど全てが絶壁で、唯一船着場が人が上れそうなところという島だ。いつか、船着場に上げてもらって釣りをせずに奥まで行ってみたくなった。
 写真は、集団離島前の3年間のものだということだった。最後の年は小学生4人、中学生1人という鎌手小学校の高島分校の様子などもあった。印象に残った写真は、若い女性が就職かなにかのために、島を出て行くところの3枚の写真。そのとき、見送る人、旅立つ人の心境までモノクロの写真から伝わってくるようだった。
 その他、スクリューさんの写真もとても素敵だった。モノクロの写真というのはカラーの写真にはない、不思議な魅力があるように思った。白黒ならではの世界の広がりというか、その写真の裏側に広がりがある。そんな感じがした。
 特に好きだったのは、「月丘の苦悩」という稲が台風のためか、うずを巻いた様にたおれ、その稲の中に農作業をしている人物が1人いるという写真である。こんな稲もめずらしいが、人が1人働いているということろがよかった。「白いかげ」というのもよかった。

MyTracks2004