算数の訪問指導
1月22日(木)
訪問指導があった。算数のわたりの授業。やっているときは気がつかないが、後で指摘されると、なるほどなあと感じることが結構ある。修行、修行。
5年生は商としての分数。3÷2はどうなるか?というのをケーキに見立てた紙や、リボンに見立てた紙テープを使って操作活動をし、を導き出す授業。
6年生は割合を使って解く問題をした。こんな問題。
発展的な扱いの内容なので、6年生は苦労していた。
水そうに水を入れるのに、Aのせんを開くと10分、Bのせんを開くと15分でいっぱいになります。同時にせんを開いて水を入れると、何分でいっぱいになるでしょう。
指導主事より学力向上のためのアドバイスとして、個別指導の時間を設定しては?というのがあったが、個人的には?の部分もある。人数が少ない学級は、普段から個別学習をしているようなものなのにこれ以上個別学習というのもどうかな?と思えるのだ。本校のような学校の学力向上のためには、逆に大人数の中で刺激を受けたり、ライバル心を持たせるような方向で考えていくのがいいのではと思う。実際に以前1人学級で学んでいた子もいるのだ。これ以上の個別学習はないのである。
もう一つの学力向上のアドバイス、全校算数みたいなものも考えられるのでは、というものがあったが、私は、この意見には興味を持った。この時間には完全に公文式のように基礎からやって、個人の能力によって進めていく、ここには、学年を超えたライバル心が芽生えたり、刺激を受けたり、時には高学年が低学年に教えたり、面白い方向で発展させることができそうと思った。