パソコン1
最初のパソコンとの出会い。それは、高校の文化祭のとき(20何年か前)に、パソコン部の者(マイコン部だったかなあ)が、自慢げに、「こんなこともできるんだぞ!」といって、カセットテープを何分間かすすめて(みょうに長かったような・・・)でてきたものは、ちんけなゲーム。私は、えっーこの程度のことでなんで自慢できるの?と思ってはみたものの、その人の自慢げな顔を見て正直な感想がいえず、「すっすごいねえ」と言ってしまったという経験がスタートだったのです。
その後、学生時代には、パソコンといえば、高価なもので私との接点はありませんでした。たまに、友人がこの本体が40万、プリンターが25万などと紹介してくれているのを聞いて、ますます私とは縁がない存在として位置づけられることになったのです。
教職についた私は、仕事の関係で文章を書くことが格段に多くなりました。しかし、職場にもパソコンを持っている人は皆無で、ちらほらと、ワープロなるものを持っている人がいるという感じでした。ワープロの文字は、当時の私には、出版社の特権のような、みょうにあこがれを持つ存在でした。
安い給料の中から、何十万もするパソコンを購入するという選択肢は、まだ持ち合わせていない私には、ワープロもなんとなく、文豪などがかっこいいなあと思いつつ、一番安かったサンヨーのサンワードを9〜10万程度だったと思いますが購入しました(1989年ごろ)。ブラウン管(白黒)のテレビのようなワープロでしたが、当時の私には、夢のようなもので、とてもうれしかったという記憶が残っています。
当時はまだ、手書きが多かった学級だよりなどをワープロで作って発行したりして、タイピングに慣れようと努力しました。
その後、持ち運びに便利な液晶画面がついたワープロを購入(1992年ごろ)、それまでにつくった文章のこともあり、サンヨーのワープロ博士という機種を購入これも、5〜6万ぐらいだったように記憶しています。この機種を購入するころには、ちらほらとパソコンを持つ人がでてきていましたが、ワープロの機能だけみると、圧倒的にワープロの方が有利に思え、パソコンを買うという発想にはいたりませんでした。
さて、このワープロ博士ですが、ふたがすぐに壊れたり、ついには、画面の蝶番がベキという音と共に折れ、悲惨な最期を遂げていきました。
このときに、パソコンという選択肢があったにはあったのですが、当時ノートパソコンは40万〜50万もしたので、とても無理ということで、シャープの書院を購入しました。
16万程度だったと思います(1995年)。サンヨーからの変更で、操作を覚えるのに苦労しました。
ちょうど、そのころ、同僚が40万もするシャープのメビウスを購入して喜んでいましたが、操作を覚えるのに四苦八苦していて、ときどき、代わりに文章を作ってあげることもあり、パソコンって、操作が難しいんだという印象を強くもったのを覚えています。
そして、悲惨なことがその友人にふりかかりました。
なんと、そのメビウスに息子さん(当時2歳にいっていなかったと思います)がコーヒーをキーボードの上からかけてしまったのです。
当然メビウスは壊れました。そのときはまだ支払いは開始しておらず、使用してまだ、1ヶ月か2ヶ月というときだったので、私の中では、友人の落ち込む姿と衝撃とともに、パソコンって、こんな不幸ももたらすものなのかあという悪い印象が残ったのでした。
そんな私が、なぜパソコンを始めたかというと、愛用していた書院が壊れてしまったのです。
購入してまだ、2年4ヶ月という時でした。そのころは、職場にも何人かパソコンを使用している人もいて、そろそろという雰囲気がただよっていました。
例のメビウスの友人も、壊れてしまい、がまんをしていましたが、やっぱりほしいという感じになっていました。
職場を見渡すと合計4名ものパソコン購入希望者がいました。
この機会に私も購入して5名で買えば安くしてくれるに違いないということで決心しました。
これが、1998年の7月です。地元の業者に見積もりをしてもらった結果、プリンター込みで35万ということで5名で買ってもあまり、サービスもしてもらえなさそうだったので、広島のパソコンの館で購入しました。
それが、私のパソコン第1号LAVE NX 33 でした。
当時は珍しかった13.3インチの液晶にほれて買いました。プリンタ込みで30万で購入。当時としてはお買い得だったように思います。
記念すべきパソコン第1号のラヴィー と プリンター
LAVEのスペックは CPU233MMXペンテアム
メモリ 64M
ハードディスク 2.1G
13.3 TFT 液晶
26万3千円で購入
このパソコンを購入して、1週間後にどうしても、大量の文章を提出しなければならないことがあり、必死で、マスターしました。しかし、書院に乗り換えた時よりもスムーズにいきました。
パソコンを買って半年後、ザウルスPI6500を購入。結構使えました。出張にいったときなど、その場で出張報告ができたり、住所録や、予定表、仕事など、一時は無くてはならない存在でした。しかし、だんだん使わなくなってしまいました。・・・・なぜかな? 結構便利だったのにね。(今でもかばんの中には入っています)
ザウルスとほとんど同じごろ、デジカメも購入しました。当時は100万画素、150万画素、200万画素と、どんどん画素数があがっていく状態でした。高価でなかなか手が出なかったのですが、写真のFUJI FinePix
500が39800円という値段で出ていたので、買いました。150万画素で、当時としてはなかなかいいスペックでした。このデジカメは、とてもお気に入りで、いつもかばんに入っている状態で、活躍してくれました。2002年6月に故障するまで、ばりばりと働いてくれました。
VAIO FX33S/BP の スペック
CPU セルロン900
メモリ128Mを 増設して 256M
ハードディスク 20G
15 TFT 液晶
コンポドライブ
さて、WindowsXP搭載のVAIOを使用してみて、フリーズがほとんどないということは大満足。起動の時間も短くいらいらせずにすみます。
不満は、
☆それまで、使えていたソフトが使えなくなるものがあったこと。(ディスクトップカレンダー・成績処理ソフトなど)
☆NECのスキャナー マルチリーダー300Uを使用していたのですが、認識しなくなって使えなくなったことです。NECのホームページを見てもドライバソフトがないし、完全にXPでは見捨てられていること。NECさんなんとかして!!3年半前に2万5千円も出して買ったスキャナーがもう使えないなんてのは詐欺のようなもの。なんとか、早く対応ドライバソフトを提供してほしい!
VAIOを使用し始めて2ヶ月ちょっとですが、いろいろなソフトを入れていくうちに、多少不安定になってきたような気がします。フリーズこそしませんが、ウインドウを閉じるときなど、画面が真っ白になり、一瞬フリーズをしたような感じになり、しばらくして、動き始めるというようなことが時々あります。
まあ、ハードディスクの心配をせずに済むことや、コンポドライブなので、CDRなども使え、快適さは、格段にあがっています。
現役をさった、ラヴィーは、妻のもとへ、現在、妻もインターネットや、メールにはまっています。
インターネット環境もフレッツADSLなので、気にせず、がんがんやっているため、月平均、2人で合計100時間もインターネットをやっている感じです。すごい時間ですね。本ト。
その後、MIDI関係に興味を持ち、ミュージ朗8850を購入、なんと、35800円という破格の値段。SC−8850とシンガーソングライターというMIDIソフトが同梱されているのに、SC−8850単体よりも安い???の価格設定だったため、すぐに購入したものです。本当にラッキーでした。ただ、まだ使いこなしていない状態なので、今後勉強していって使い倒そうと思っています。
ミュージ朗SC−8850
先に紹介しましたが、デジカメ(FUJI FinePix 500)が2002年6月に故障しました。症状は、写真をとっても横に線が入るようになったことと、明るさの調整がうまくいかなくて、ほとんど真っ白な写真になったり、液晶モニタが表示できなくなったりしました。修理の見積もりをしてもらったところ、17000円かかるということで、悩んだ末新しいデジカメの購入を決定。あまり高価なものは金欠で購入できないため、いろいろ探したところコストパフォーマンス抜群のOLYMPUS CAMEDIA C−2Zoom に決定。29800円でした。スペックは、200万画素に加え、光学3倍ズームというものです。実際手にしてみて意外にコンパクトでびっくりしました。イメージでは、FUJI FinePix 500より少し横が大きいだろうと思っていたのですが、横も縦も奥行きもすべてCAMEDIA C−2Zoomの方が小さく、しかも軽いのです。光学3倍ズームもあるので、今まで以上に便利に活用できるのではないかと思います。
CAMEDIA C-2Zoom
パソコン2へ続く