萩〜松陰神社・笠山へ
2003.4.13
自転車で日本一周の中村真也さんが先日観光をした萩。刺激を受けてもう一度行きたくなった。今日は幸いとてもいい天気。今日しかない。ということで萩へ向けて出発。
丁度お昼どきだったため、田万川の丹悟亭という和風料理のお店で昼食をとった。このお店は魚のアラ定食がとても有名である。当然、アラ定食をたのむ。これが、うわさのアラ定食だ!700円という安さでこのボリューム。
最初は松陰神社へ。ここには、松下村塾や、松陰の住まいがある。明治維新胎動の地なのだ。
松下村塾だ〜。
松陰神社!
次に訪れたのは、松陰神社から歩いて2〜3分の場所にある伊藤博文旧宅と別邸。萩の観光ボランティアの方が親切にいろいろお話してくれたのであるが、その話では、別邸は、明治40年に東京に建てられたものを平成10年になんと1億6000万円もかけて、ここに移築されたものだそうだ。中に入ってみてとても大きい建物であったが、これでも3分の1しか移築していないそうだ。雨戸の数が今は70いくつかだが、東京に建っていたときは200以上あったそうである。
ボランティアの方に説明されるまでは気がつかなかったが、天井を見ると、なんとものすごく大きな杉でできた一枚板の天井があった。鏡天井というそうだ。これは高そうだ〜。
伊藤博文別邸
鏡天井
それにしても、これだけお金をかけて移築したものが、入場料、駐車場共無料だった。萩市の観光に対する姿勢に感心した。
次に訪れたのが、明神池。ここは池と名前がついているが、海と岩と岩の間でつながっていて海水なのだ。見た目はどう見ても池なのだが、泳いでいる魚を見るとボラやメジナ、黒鯛、エイなど海の魚である。なんと、中には80センチはあろうかというブリかヒラマサが悠々と泳いでいた。びっくりである。
ブリかヒラマサ?どっちだ〜それにしても驚いた。
ここにはもう一つ風穴というものがある。この穴からは13度ぐらいのひんやりとした空気が一年中出てくる天然クーラーのような穴だ。一時は観光客のマナーが悪く閉鎖されていたが、最近また公開してくれるようになったのだろう。
最後は、笠山である。明神池の横を通っている道を登っていく。とっても小さい火山笠山の火口跡につく。
これが火口だ〜
山頂には展望台があり、とてもいい景色
今日の萩観光はここまで。市内にはもっともっと名所旧跡があるが、自動車での移動は大変ということで、そういうところは今度は自転車で観光をすることにして、今日は帰路についた。