春の錦川下り

2005.4.3
 転勤した同僚3人と真砂のTさんとで錦川をカヤックで下った。いつものように山口アウトドアスポーツネットワークのアウトドアイベントに参加したのだ。私は、2年前3年前とこの時期のお花見カヤックのイベントに参加してとてもよかったので、同僚たちに声をかけたところ、盛り上がって今回の参加となったのである。

 さて、今日の天気・・・、昨夜の天気予報では、「西日本からだんだんお天気は下り坂、ところによっては落雷、雹(ひょう)などが降る可能性もあります」・・・というもので、このイベント自体が中止になるかも?と心配していたのだが、なんと、午前中、午後ともばっちり。昼食のときだけ大粒の雨が降ったぐらいで、後は、晴れ間ものぞく絶好のカヤック日和。カヤックを終え帰る車の中で、天気が下り始め、雨がふり、気温もどんどん下がるという状況だった。う〜んラッキーだった。

 今回のコースはやや上流域で、瀬もたくさんあって、スリルがあった。私は、もう沈をすることはないだろうという思いがあったのだが・・・・・。油断大敵。


ここでみごとに沈!

流されていく〜 (撮影 和田さん)

  一番大きい瀬のところで迂回コースを通らず、大きい瀬に挑戦してみごとに沈!そして、その後は沈ぐせがついたのか、初心者の女性陣は一人も沈をしないのに何でもない瀬で再び沈をしてしまった。もう、こうなったら、なんでもあり!4月の川の中ではあったが、ロールをしまくった。ロールは油谷湾で1年半前にやって以来だったが、何度も成功。ただでは起きないのだ。コンタクトではあったが、水中でうす目をあけて果敢にロールに挑戦したかいがあった。最後の沈(3回目)の時には、沈脱せずに、落ち着いて練習の成果を出そうとロールで起き上がることができた。これには感激。(沈をすること自体がまだ未熟なのであるが・・・・)
 瀬が何箇所もあるコースではあったが、緩やかな場所も多く、そういうところでは春の自然を贅沢に全身に感じることができた。「カヤックっていいな〜」「気持ちいい〜」と同僚たちも感激していた。昼食も南桑の川岸で焚き火を囲んでアウトドアクッキング。おかゆにいろいろなものをトッピングするというシンプルなものだったが、これがおいしかった。3杯も食べてしまった。
 午後のコースも瀬あり淵ありの楽しいコースだった。EさんやYさんは初めてのカヤックだったにもかかわらず、一度も沈をせず、しっかり楽しんでいた。2回目のSさんも。やるな〜。真砂のTさんは私同様、一番の瀬で撃沈、その後ももう一度沈と、錦川の洗礼を受けることになった。Tさんも言っていたが、予想よりも川の水は冷たくなく、思いっきり沈した爽快感のためか、気持ちよいくらいだった。(負け惜しみではない!)

 ということで、4月の錦川の水をしっかりと堪能した川下りとなった。
 毎回思うが、ここのイベントはいつも満足して帰る。お勧め!



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