イタリア旅行

 第1日目 2005.8.23  移動日  宇部〜福岡〜成田〜ローマ
  いよいよイタリアへ向けて出発する。福岡に集合が6:00なので、宇部の実家を3:30には出た。子どもたちも眠たい目をこすって車に乗る。時差の関係で今日は31時間ある。長丁場、その上、朝3時起きなのだから結構きついかも。
 ナビのお陰で空港からちょっとはなれたサイドパーキングという駐車場に到着することができた。空港から離れているといっても400メートルぐらい、しかも朝5時30分からなら空港まで送迎もしてもらえるのだ。宇部のお父さんから教えてもらった駐車場なのだが、ここは絶対お勧め。空港のすぐ近くだと1日2400円とられる駐車料金だが、ここだとインターネットのチケットを使えば1日800円と、とってもお得。8日間の駐車なので、19200円が6400円になる。
 さて、6時にターミナルへ行くと添乗員さんがいた。若くて綺麗な女性のMさんという方だ。外国語を扱い、こうして世界中で活躍している方を見るとかっこいいなーと思う。
 今回のツアーは全部で25人ぐらい。グループごとに人数の確認をしてチケットをもらう。荷物を預けて、7:15発の成田行きJAL3052便に乗る。
 息子たちを窓際に乗せた。成田に着くとMさんから少しくわしい説明を受ける。最近は日本で両替した方が手数料の関係で安いということで、思い切って10万円分を両替した。1ユーロが138円。成田では結構待ち時間があったので、空港内の店を見てまわった。入国手続きやセキュリティーチェック等きっちりやっていた。特にペットボトルについてもチェックをしていたのが印象に残った。出国手続きが終わったところは免税店が並んでいた。また、ブランド品の偽者なども持ち出し持ち込み禁止ということで、本物と偽者が並べて展示してあるところがあったが、素人には全くわからない感じ。偽者作りもどんどん精巧になっているのだろう。
 免税店の一角にヤフーカフェなるものが・・・よく見るとインターネットが無料ということだったので、早速利用してみた。ただ、名前、パスポート番号などを記入するなど、ちょっとチェックが厳しいような気もしたが、何かあったときのために厳しくしているのだと納得して利用。ウェッブメールから出発のあいさつを学校や父母などに出した。
 今回のツアーはラッキーなことに行きも帰りもイタリアー日本は直通ということだった。他の国の空港を経由したり、乗り継ぎがあったりすると、飛行機で睡眠をとって、イタリアについたら朝で、観光スタートというようなこともあるという。今回は、イタリアについたらまずはホテルに入り睡眠を取れるようになっている。
 成田からローマまでは10時間以上のフライトだ。いつも思うが、よくこれだけの時間飛び続けることができるものだと感心する。まあ、こんな大きな物体が空を飛ぶこと自体すごいことなのだが・・・。

   

この飛行機には一人ひとりの座席に液晶が面がついていて、映画も5本ぐら、音楽もニュースもそして、テレビゲームまでできるようになっていた。息子たちは、この設備に驚いていた。機内説明で10時間以上飛ぶということを聞き、次男は10時間もゲームができると喜んでいた・・・・ちょっと違うような・・・まっいいか。
 機内食。飛行機に乗ると結構これも楽しみ。今回は長時間なので、2回出た。量的にはそんなにはないが、ずっと座っているので腹も減らないので、ちょうどよかった。合間合間に飲み物も出たが、エコノミー症候群予防のためには水分をしっかり取るほうがいいということだったので、すすめられるまま飲んだ。お陰でトイレが近くなり、ぼうこうがぱんぱんになることもあった。そんな時に限ってトイレの順番待ちが・・・地獄だ〜。その後自分の番がきたときの幸せな気分。天国〜って感じ。
 機内で上映されていた映画はザ・リング2とレッドソックス、ペンギンの3本を見た。最近あまり、映画を見ていなかったので楽しくみることができた。時々、フライトデーターの画面を見たのだが、外はすさまじいことになっている。ちなみに、22時のデーターは高度11600メートル、時速970キロ、外気温マイナス56度というものだった。
  ローマ空港に着く。標示に日本語は全くないので、添乗員さんに必死に着いていく。イタリア語、英語をもっと勉強しとけばよかった。
 空港からホテルまではバス。

  

 ホテルの部屋はまずまずの部屋で安心。日本で言う1階がこちらでは0階というのが面白い。
 両替では札しかもらえなかったので、チップをあげることができないので、なんだか申し訳なかったが、夜家族でコーヒーなどの飲み物をバールで飲んだのだが、料金もちょうど10ユーロでおつりも無かったので、結局ノーチップ。ごめんなさい。
 それにしても、チップという制度は我々日本人にはなじみがないので、どうも違和感がある。一種の賄賂のような気もするのだが、考えすぎか?日本のようにノーチップですむようになれば、気が楽何だけどなあー。
 ということで、長い長い1日が終わった。